りぷろぐ

せつな系創作団体「Repro」のBlogです!

ジャンプSQ.CROWN読みました。

こんばんは。鳴向です。

こないだ新しく出たジャンプSQ.CROWNを読んだので、その話とか。

 

 これですね。

購入動機はお察しって感じなんですが、これ、掲載作品のほとんどが若手とか新人の作家さんの読み切りなんですね。季刊らしいですけど、面白いというか、思い切った雑誌創るもんだな~って、ちょっとびっくりしました。

漫画雑誌丸ごと一冊読むって実はかなり久しぶりだったので、せっかく読んだのだしということで個人的に面白かった作品をメモしておこうと思います。

 

いちばん面白くて続きを読みたい!と思ったのが、

「奇譚叙事詩 マザーグース」安東汐 と 「DARK UNknown」白川み

でした。二つあるのは同率一位ってことで。

マザーグースの方は、とにかくヒロインがかわいい!ゴシックかわいい!主人公もかわいいけど男気もあっていいです。行動に嫌みがなくて好感。

ゴシップ好きの友人に連れられ、なぜか自殺が多発するようになってしまったロンドン橋にやってきた主人公は、そこで「血塗れの淑女」の亡霊と出会い、「ロンドン橋」のマザーグースへと巻き込まれていくが…!?的なお話。

マザーグースとそこに隠された真実っていうテーマも胸アツです。ぜひ他のマザーグースの話も読みたい……!ってなりました。

こっちは個人的な好みどストライクな話でしたね~。

シャドーオークという、影からできた化け物が跋扈する街で、それを倒して喰われた身体の一部を取り返そうとする青年と、その街の女警官が出会う話。

序盤はちょっと説明多いな~って感じもしたんですが、二人の関係性の変化にめっっっちゃときめきました……こういうの好き!!ネタバレちゃうから言えないけど、ほんと、こういうの好き!!

あと主人公のビジュアルが好きです。やる気なさげな表情と、顔半分を目玉模様の布(?)で隠してるの、かっこいい。

 

話の展開的に「続きを!」って感じではなかったけど面白かったのが「絶望のトリガー」。

この絵柄でそんな話だとは全く思わんかったやん……。

続きというか同じ世界観の別視点での話が見てみたいですね。

 

あと、話は個人的には響かなかったけど絵が印象的だったのが「アオゾラチアー」。

タイトルのページとか分かりやすいですが、毛筆調の字とか、あとパース?とか、勢いがあって個性的で、こういうのもいいなぁって思いました。

 

なんか、電書版で読んだのでアンケートとかついてなくて、面白かった!というのをどこに向ければいいんだ?と思ってとりあえずブログ書いたんですけど、どうすればいいんですかね…

読者の声は大事って言いますし、面白かったものに対して「面白かった」と言うということを惜しまずにいきたいなぁと思います。

なんか、雑誌自体は書店では売り切れ続出で増版がかかった(!)らしいので、私のオススメでもし引っ掛かってくださった方がいれば、ぜひぜひ見かけた際にはお手に取ってみてくださいませ。

それでは。