新年のご挨拶と雑記
明けまして、おめでとうございます。
どうも淡夏です。
先日ブログをアップした時にはまだ平成29年だったのに、数日経っただけで平成30年になっているとか。
改めて考えるとただいつも通り時間が流れただけなのに、何か大きな変化があったように感じてしまうのが不思議です。
人って、一分毎、一時間毎、一日毎の変化には鈍感なくせに、半年、一年、十年のように“年”の変化には異常に敏感なんですよね。
その“年”だって、意識しない月日の積み重ねの上に成り立つもののはずなんですけどね。
それでもまあ、何か気持ちを新たにするというのは大切なことだと思います。
日々の変化に鈍感なのも、特に時間の区切りというのを意識する機会が少ないからというのも大きいでしょうし。
区切りを設定しないと、物事がどれだけ進んだのか、自分がどれだけ成長したのか、ということも実感し辛いと思います。
だから変に斜に構えるよりも、素直に心機一転頑張るぞ、と切り出すのが一番賢いのでしょうね。
ということで前置きはこれくらいにして。
始まりました2018年、今年も私達リプロはゆるりと活動して参りたいと思います。
まずは5月27日㈰のコミックシティ大阪。
こちらの方はうちの活動の根幹となる冊子『Repro』の8巻目を持参する予定です。
今回のテーマは『致死量の鼓動』。
この言葉から連想する、メンバーそれぞれが考えた物語を掲載する予定です。
このテーマに少しでも引っ掛かりを覚えた人は、是非ともイベントに足を運んでみて、当サークルのブースへとお越しください。
きっと、今頃、皆必死になって執筆しており、魂の籠った物語の数々をご提供出来るはずです。
ね、リプロの皆さん?(特大ブーメラン)
また、その次は明確には決まっていないのですが、やっぱり文フリ大阪には参加したいなぁと。
リプロは元々、第一回文フリ大阪に、発足当時学生だったメンバーが、卒業記念&社会人になってからも何かをやりたいと始まったサークルです。
だから、リプロは文フリ大阪と共にあると言っても過言ではありません(異論は認める)。
結成されてからもう5年程になるのですが、その間にメンバーが変わったり、現メンバーの身辺にも様々な変化があったりと、今でも続いていることが不思議な状態ではあります。
これも、皆それぞれに何かしら「書きたい」という想いを抱えているからであり、またどうせなら皆で何かしたいという想いがあるからこそだと信じ、感謝の念を禁じ得ません。
願わくば、これからも出来る限りは続けていきたいですね。
何にせよ、書ける限りは書いていきたいと思いますので、既にご存知の皆様も、今回初めて知ったという皆様も。
2018年のリプロを、どうぞよろしくお願いいたします。
以下、淡夏の雑記。
上記にて何気なく「続けたい」と書きましたが、この“続ける”、“続く”というのはとてつもなく大きな意味を持つ概念なんですよね。
僕の大好きな型月作品『Fate/Grand Order』でも、こんなに最悪な後味もないのに癖になる野崎まど作『バビロンシリーズ』でも、keyと田中ロミオという化学反応の末に生まれた傑作『Rewrite』でも。
それら全ての中で、「“良い”ことというのは、“続く”ことなのだ」みたいなことが語られていて、色々と心に沁みます。
何かが“続く”というのは決して簡単なことではありません。
家が“続く”には年月が必要ですし、会社が“続く”にはお金が必要ですし、生命が“続く”には大量のエネルギーが必要です。
物事は様々なものを消費し、犠牲にして“続いて”います。
犠牲になったものからすれば堪ったものではないでしょうが、少なくとも当の本人達からすれば、自分達が“続く”こと以上の意味なんて他にはないでしょう。
完全に終わってしまえば、そこにあった意味も価値もなくなりますし。
とまあ、そんなとりとめのないことを考えながら、私、淡夏の新年は始まりを告げるのでした。